2023年03月06日

ロボットSIerを選ぶ際のポイント

ロボットSIerは日本中に数多くあります。その中から、自社に合ったロボットSIerを選ぶ際に考慮すべき3つのポイントを解説します。

1.自社が導入検討している領域を得意としているか?実績はあるか?
自社の業種や自社で導入したいロボットを得意としているか、過去に扱ったことがあるかは重要なポイントです。特に、独立系SIerは得意分野に特化していることが多いため、事前に自社の要望に対応可能かを確認しておく必要があります。

特定業界や工程に知見のあるSIerに依頼するメリットとして、導入環境に対して注意すべきポイントや業界特有の課題を把握しており、導入・運用において発生しうる課題を未然に防ぐことができる点があります。


また、導入検討ロボットの過去実績を持つSIerであれば、当該ロボットと相性のいい機器や、導入時に考慮すべきポイントを把握しており、スムーズな導入を実現できるでしょう。

2.自社工場のある地域はサポート対象エリアか?
ロボットメーカ系SIerは大手電機メーカなど規模が大きいため、全国各地に拠点があり、どの地域でも対応可能です。一方で、独立系SIerは地域に特化した企業が多いため、自社工場のある地域がサポート範囲かどうかは確認しておく必要があります。

まずは、自社工場と同一県内にあるロボットSIerなど、比較的近い範囲で得意分野に合致する企業を探すことをおすすめします。

3.予算とコストのバランスはとれているか?
ロボットシステム導入にかけられる予算と、ロボットSIerに依頼する際のコストの関係も重視すべきポイントです。

ロボットSIerはロボットシステムの構築に必要なロボットや制御機器などを、商社やメーカから仕入れます。同一のロボットであったとしても、ロボットSIerごとに仕入れ金額は異なる可能性があります。

導入するロボットシステムのスペックと予算のバランスを考慮する必要があります。


ロボットメーカにSIerの選定を依頼できないか?
ロボットSIerを選定する際のポイントを3つ紹介しました。特に初めてロボットを導入する際は、ロボットSIerを交えてどのように検討を進めていけばよいかわからない場合もあると思います。

ロボットの導入であればロボットメーカからSIerの紹介があるのではないかと思われるかもしれませんが、ロボットメーカの多くはSIerの紹介を行っていません。一方で、自社でロボットSIer事業を行っていなくても、自社のロボットを扱うSIerと連携しているメーカがあります。そのような企業のロボットを導入する際には、SIerと連携して、自動化を実現するロボットシステム全体について総合的に相談ができます。

オムロンは、自社ロボットを扱うロボットSIerと連携しているため、ロボット単体だけでなく制御機器や周辺機器、安全システムまでを含めた総合的な自動化をご支援します。

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Posted by wheeler at 15:23Comments(0)