2023年03月31日

介護ロボットを導入するデメリット

導入コストやランニングコストが高い
「事業所における介護労働実態調査」によると、全体の50.6%が介護ロボット導入の課題・問題として「導入コストが高い」と回答しています。

介護ロボットの相場は、コミュニケーションロボットでも数万円、大型のロボットや高性能なものであれば、高くて数百万する介護ロボットもあります。

補助金やリース、レンタルを活用すれば導入コストを抑えることもできますが、導入環境や施設状況に合わせて検討する必要があるでしょう。


うまく使いこなせない
介護ロボットを使いこなせる方は、業務の効率化や負担軽減に繋がり便利なものですが、操作を覚える必要があります。

また、普段機械の扱いに慣れていない方や機器に対して苦手意識を持っている方は、操作を覚えてもうまく使いこなせない可能性も出てしまいます。

使い方を間違えると事故に繋がることもあるため、一時的ではあるものの、ロボットを扱う方の負担が増えてしまうでしょう。

清掃や消耗品管理に余計な人的コストが発生してしまう
厚生労働省が出している「介護ロボットの開発と普及のための取り組み」の介護ロボットに関する課題・問題に、「清掃や消耗品管理などの維持管理が大変である」と29.9%が回答しています。

ロボットなので、定期的なメンテナンスケアは必要になり、それにかかる人的コストが発生してしまうデメリットがあります。

人的コストを払ってでも導入するメリットがあるか検討する必要があるでしょう。


施設内のスペースを取る
介護ロボットは手のひらサイズの小さいものから大型のロボットまでさまざまあります。特に移乗、移動用の介護ロボットは大型サイズのものが多く、施設内のスペースを圧迫します。

設置、管理するスペースを考えなければならず、小規模の施設だとスペースに悩まされることも少なくありません。

施設内のスペースを取ってしまうのはデメリットといえるでしょう。
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Posted by wheeler at 15:52Comments(0)